2011年02月20日

ソル・ガベッタのチェロ

同じタイトルで2010年10月30日に記事を投稿したが、そこで触れたCDが、先日届いた。

演奏者のせいも録音技術のせいもあろうが、音質もきれいで音自体に深みも感じられた。
エルガーのチェロ協奏曲では1箇所だけ「そういうリズムの引っ張り方をするか?!」と意外だったところもあった。フィナーレのコーダ冒頭(?)で、第1楽章冒頭のカデンツァ風のパッセージが再現するところでは、鳥肌が立つようなゾクゾク感もなかった。が、これは路線が違うのかなぁということかもしれない。
デュ・プレの場合は、鬼気迫るような何かがあったから。ソル・ガベッタのは、そういうのとは違う。
しかし、充分旋律を歌わせつつ、きちんとオケとも合っている。
良い仕事をしているのは間違いない。

これ以上に聴きたかったのは、レスピーギの「アダージョと変奏」。
上の日記に書いた日までは全く知らなかった曲だが、良い曲だなぁと思う。
レスピーギらしい多彩なオケの音使いもいい。
posted by D(各務) at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2011年02月19日

HENLE版 J. V. Voříšek(ヴォジーシェク)のピアノ作品集

他に買う楽譜があって、その序でで取り寄せたのだが、この中に「6つの即興曲」Op.7 が入っていたのは誤算だった。
というのも、Bärenreiter, Praha版の即興曲集を既に持っているから。
西洋音楽史上、初めて「即興曲」の名を冠したといわれているこの曲集、自分で弾こうとまで思ったのは5番くらいだったが、聴く分には良いなぁと思う。
さて、これからこの両楽譜、両方とも持っている必要があるのかを考える上で、ひとまず比較検討をしなければ。。。
posted by D(各務) at 22:47| Comment(0) | TrackBack(0) | ピアノ

2011年02月06日

コープランド:クラリネット協奏曲

今日、NHK-FM の「FMシンフォニーコンサート −南アルプス市公開収録から−」で放送していた。
現代音楽には少々苦手意識があるのであまり積極的に触れることはないのだが、これは良かった。
ソロ・クラリネット以外に管楽器を含まない編成、第2楽章のピアノがかなり重要な役割を演じている(所謂ピアノを含む交響曲でも、ここまでピアノが目立つことは少ないだろう)あたり、響きも印象的だ。

第1楽章は、ロマン派と同じ意味での旋律は存在しないが、音色と響きで聴かせる種類の音楽だろう。

posted by D(各務) at 22:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2011年02月05日

親戚と食べ物の行き来

去年の年末、北海道にいる母の従妹が「富良野チーズ工房」のチーズとバターの詰め合わせを送ってくれた。
多分、去年のG.W.頃にこちらから送った塩屋(長野)の味噌と醤油のお返しのつもりで送ってくれたのだろうけど、とても美味しかった。
チーズは3つ入っていて、そのうち1つはまだ一口も食べてないが、これはまた後日。他の2つはワインチェダーと、メゾン・ドゥ・ピエールというカマンベールっぽい見た目のもの。
前者はワインを練り込んだものらしいが、それだけにワインに合う。後者はぢつは先月半分食べた後残してあって、2週間ほど賞味期限を過ぎて残りを食べたのだが、賞味期限を過ぎた後の方がクリーミーで美味しかった。(^_^;
大学の頃、足寄の農協で買ったカマンベールチーズを賞味期限後半年経ってからのをフライにして食べたら美味しかったと言ったら、北海道出身の先輩に「通だねぇ」と褒められたけど、それと同じことかもしれない(笑)。

母方の祖母は、心臓を病んで倒れるまでは、私の実家を含む交際いのある親族にきしめんやら味噌煮込みうどんやらを送ってくれていた。
名古屋飯が好きでも名古屋にそうそう行けない身としては、その味噌煮込みうどんを食べるのは大変楽しみであった。
その祖母も、私が大学受験の直前に倒れ、その後「余命半年」の診断を裏切り、13年も頑張って生きてくれたが、来年で七回忌になる。その間、言葉で言う機会はなかったが、親代わりをしてくれた時期のことなど、感謝していた気持ちを表すだけの時間があったのは有り難いことだった。

で、先日、その味噌煮込みうどんのことがふと頭に浮かび、「そういや、確か『喜久屋』って名前のメーカーだったよなぁ・・・」と思いつつぐぐって見つけたのを、母方の叔父にメールで知らせてみた。
すると早速「パッケージに見覚えあり。取り寄せ検討中。」と返信があり、その後早速取り寄せたとのこと。
だから取りに来いとのことだったので、今日、遊びに行って、2食貰ってきた。
今日の昼に、早速食べてみよう。
多分また食べたくなると思うので、そのときは叔父と共同購入(笑)しようという話になった。
posted by D(各務) at 19:08| Comment(2) | TrackBack(0) |

2011年01月09日

ゼリーフライ

今日はドライブで栃木に行った。

栃木県内に入る前にちょっと寄り道すると、行田市に寄ることが出来る。
行田市に「かねつき堂」という店があって、「ゼリーフライ」なるB級グルメ的メニューがあるという。出発時に「を、今から出れば、行田のあたりには昼頃に着くではないか」ということで、まずはそこに寄り道した。

かねつき堂は、焼きそば、ふらい(所謂フライとは似ても似つかぬ別メニューである)など、B級グルメ的メニューしかない。そういう店ではある。
ではあるが、到着して満席の店内をかき分けつつすすみ、持ち帰り可であることを確認の上、「ゼリーフライ」(二個200円)と焼きそば大(400円)を頼んだ。但し注文が立て込んでいて、15分かかるというので、注文した上で待つことにした。
そうこうしている間にも、「予約していた○○ですけども・・・」と、ひっきりなしに受け取りの客がやってくる。一体どんだけ人気なんだ、この店。
http://www.geocities.jp/kanestukidou/

「ゼリーフライ」と言っても、別にフライの衣にゼリーが入っているものではない。語源は、銭(というか、大判、小判)の形をしているから「銭フライ」と言ったのが訛ってその名前になったということであるらしい。
実体は、ジャガイモとおからをベースに、様々の具を良く磨り潰したモノを油で揚げ、ソースを絡めたものだ。
ジャガイモとおからのベースが、擂った山芋の揚げ物のような食感でもある。表面に絡めたソースと相まって、なかなか美味い。

焼きそばの方は、あっさり且つちょっと甘めのソースがさっぱり目についている。
これはこれで悪くないが、もっとピリッと来た方が好みだった。


その後、東北道に乗って佐野を目指したが、佐野藤岡ICの2kmくらい前から、路肩に行列が出来ていた。これはもしかして佐野藤岡で降りる車の列かと思いながら走っていたが、果たしてそうだった。
私も佐野藤岡で降りるつもりだったが、この行列があったのでそれは止めて、岩舟JCTで北関東道に逸れ、終点佐野田沼で降り、佐野市内に入った。

佐野藤岡の渋滞の原因が暫く分からなかったのだが、途中から、佐野厄除け大師へ向かう参拝客だということが分かった。
佐野市内も、佐野厄除け大師に関係のある道路だけはバカ混みだった。

道の駅などに寄り、かき菜が手に入らずがっかりしたり、にもかかわらず野菜を買い過ぎて後悔したり、葱キムチやしもつかれを手に入れて満足したりした後、帰途に就いた。
posted by D(各務) at 23:25| Comment(7) | TrackBack(0) |

2010年12月27日

janacek-jp.org

チェコ音楽系の愛好家団体に「日本ヤナーチェク友の会」というのがある。
ウェブサイトを持っていて、ヤナーチェクの作品を紹介する記事をUPしたり、オペラの対訳本の出版をしたりするなど、普及活動に力を入れている。
以前は、http://www.janacek-jp.org/ のURIでアクセス出来たのだが、いつの間にかこのドメインの運用を止めてしまったらしい。今は、

http://members3.jcom.home.ne.jp/janacekjapan/

から閲覧することが出来る。
ドメインネームの取得・運用も容易になった昨今、サイトの内容・性格を適切に表したドメインネームでのサイト運用は、SEOだけでなく憶え易さの点からもあった方が良いと思うのだが、それを止めてしまった理由は何だったのだろうか。
posted by D(各務) at 22:45| Comment(0) | TrackBack(0) | web/net/pc

2010年12月19日

フィビヒ:歌曲《月に想う》

今日は15日11日の記事に書いた歌曲の本番だった。
ピアノ仲間が何人か聴きに来てくれて、それはそれで緊張した。

譜面(ふづら)自体は、オクターヴ奏法に注意しさえすれば、さして難しくないものだが、11日の記事に書いたように、合わせるのが大変難しかった。
本番でもそれが出てしまい、必死でリカバーするのだが、ズレるところは大分派手にズレてしまった。
相手の歌い方や呼吸感を飲み込めていれば、大分違ったんだろうなとは思うが、今回はそこまでは出来なかった。

しかし、ピアノの内声と歌がハモるところなど良い響きだったし、なかなか良い曲ではなかったかと思う。
歌い手にとって魅力があるかどうかは若干疑問も残ったが。。。
今回のように、こちらが選んだ曲で、歌い手が歌ってくれる機会などそうあるわけではないし、今後もそうそうないだろう。今回おつきあい下さった歌い手さんには、感謝している。
posted by D(各務) at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) | ピアノ

2010年12月17日

来年の曲

今年も後半月弱。
そろそろ、来年弾く曲のことでも考えようかという時期である。

今年は、ノヴァークの《英雄ソナタ》を正式に挫折した年でもあった。
この曲の処遇をどうしようかという問題もあるが、これは忘れない程度に、たまに浚うことにしようと思っている。
つまり、練習のメインには持ってこないつもり、ということになる。

そういった中、来年出来たら弾きたいと思っている曲を挙げてみる。

 V. ノヴァーク:音詩《パン》Op.43より第4曲「森」
 V. ノヴァーク:《バラード》Op.2
 V. ノヴァーク:《想い出》Op.6
 Z. フィビヒ:《気分、印象と追憶》より Nr.239 Op.47-35

ノヴァークの《想い出》は、今から数えてもうすぐ6年前のことになるが、2005年の1月、ホスピスで癌による終末医療を受けている友人を見舞いに行った際、当人から楽譜をプレゼントされたものである。だからこの作品はいつか必ず弾くつもりでいるが、来年実現出来るかどうかはまだ、ちょっと自信がない。
posted by D(各務) at 00:56| Comment(2) | TrackBack(0) | ピアノ

2010年12月15日

フィビヒ:歌曲《月に想う》

今日は、11日に練習した曲の合わせ練習第2回目だった。
歌曲であるにも拘わらず、メロディアスとは言えない珍しい歌曲である為、テンポや抑揚の変化で聴かせなければならないとのことで、そいうった部分での変化の付け方についての打ち合わせ的な要素が大きかった。
この作品の楽譜の記述で気になるモノの一つに、

 "ritenuto - - - - - "

といったものがある。
普通、
 "ritenuto"
とか、
 "rit. - - - - - - - "
といった表現は出てくるが、この楽譜のような表現はちょっと珍しいというか、どこかに誤解があるのではないかという疑念を生じさせる。実際、このritenuto は、ritardandoの方がしっくり来るんじゃないかとも思えるからだ。
結局、ここは ritanrdandoと解釈して演ることになった。

posted by D(各務) at 22:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 練習記

2010年12月11日

歌曲

今日は、歌曲の合わせ練習があり、歌う方のお宅に伺った。
曲は、フィビヒの Wie Der Mond... という曲。
私自身、ヴァイオリンやトランペットなどの伴奏をした経験は若干あるのだが、合唱の伴奏などしたことがないし(やることになりそうだったのは、1,2度あったが、結局やらなかった)、歌曲も初めて。

最初に「一緒にチェコ語の歌曲ををやりましょう」という話があって、その為に選曲は私がして、「この曲で如何でしょう?」と持ち込んだ。しかし曲を探すのが意外に大変で、曲自体はすぐ見つかるのだが、なかなか歌うのが難しそうだったり、伴奏が難しそうなものが多かった。
そんな状況で、何とか1曲、選び出したのであった。

合わせてみて思ったことは、「思いの外、ずっと難しい」ということだった。
歌曲の場合、歌詞があり(ヴォカリーズなどは、当然除外)、その言語特有のイントネーションがあるので、ヴォーカルパートが同じ音符で書かれていても、歌詞の付いた歌でやるのと、ヴァオリン等の器楽でやるのとでは、イントネーションやルバートの仕方が変わってくるように感じた。
更に、その場その場で出てくる「詞」の内容に沿うような表現を考えなければならない。

正直なところ、「これならいけるかも」という曲を探すだけで精一杯になってしまったところがあり、詞の内容まで踏み込んでの選曲は、出来なかった。
ヴォーカル担当の方は、チェコ語と併記してあるドイツ語の歌詞から、描くべき情景をよく考えて下さっていて、挙げ句に「Wie Der Mond... だと、『月のように』という意味にはなるけれど、これは詞の冒頭をそのまま曲名にしているに過ぎないし、全体の内容を考えると、ちょっと違和感がある。曲の内容にあった邦題はないだろうか?」という話から始まった。
自分で曲を選んでおいて、こういう事に思いが至らなかったことは恥ずかしいと思ったのと同時に、そこまで考えて下さったことに対しては、ちょっとした感激でもあった。

これは色々話した挙げ句、「月のように」から、「月に想う」にしましょう、ということになった。
本番は、今月19日である。
posted by D(各務) at 20:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 練習記