2014年06月28日

チェコ音楽祭2014 Vol.5

日時:7/21(月・祝)13:30開場、14:00開演
 没後110周年のドヴォジャーク特集
曲目:詩的気分画
   夕べの歌
   ジプシーの歌
   シュティーラーの詩による歌
   聖書歌曲集
   バガテル
   弦楽四重奏のための「いとすぎ」
   スラヴ舞曲集
   モラヴィア二重唱
   6つのモラヴィア二重唱
   混声合唱曲集「自然の中で」
   オペラ「ルサルカ」
  から抜粋
会場:渋谷文化総合センター大和田6F伝承ホール
http://www.dum-umelcu.jp
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2014年06月23日

セクハラ野次の自民党都議、謝罪会見の一問一答

件のセクハラ野次を飛ばした自民党都議、ついに逃げられなくなり謝罪会見を開いた模様。

しかしこれを読んで呆れるのは、
・当初「私はヤジを言ってない」→実際は言っていた
・20日の時点で(記者の質問に)発言は「辞職に値する」と言っていた。→辞職の意志はない
・これまで一連の発言が「辞職に値するか」どうかという質問に「そうです」というように答えていた →
「原点に帰ってやっていきたい。私がやらなくて誰がやるんだという気持ちで、頑張っていきたい」

などなど。
とにかくこの鈴木章浩都議という人は、自分の発言には責任を持たない、という事だけはよく分かった。

都議会:反省している…鈴木章浩議員の謝罪会見・一問一答


毎日新聞 2014年06月23日 17時31分(最終更新 06月23日 18時32分)
引用元:http://mainichi.jp/select/news/20140624k0000m040010000c.html


都議会:反省している…鈴木章浩議員の謝罪会見・一問一答

毎日新聞 2014年06月23日 17時31分(最終更新 06月23日 18時32分)
自民党都議会の政調会長室に入る都議会自民党の鈴木章浩政調会長代行=東京都新宿区の都庁議会棟で2014年6月23日午前10時42分、丸山博撮影
自民党都議会の政調会長室に入る都議会自民党の鈴木章浩政調会長代行=東京都新宿区の都庁議会棟で2014年6月23日午前10時42分、丸山博撮影
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 東京都議会の本会議で塩村文夏(あやか)議員(35)が女性蔑視のヤジを浴びせられた問題で、都議会自民党の鈴木章浩(あきひろ)議員(51)が23日午後、都庁内で記者会見し、自身が「早く結婚した方がいい」と発言したことを認めた。鈴木議員は、塩村議員らに謝罪するとともに、議会会派を離脱することを明らかにした。会見の主な一問一答は以下の通り。(文中敬称略)【まとめ・デジタル報道センター】

 <鈴木冒頭発言> この度、私の「早く結婚した方がいいんじゃないか」という発言で、塩村議員、都議会のみなさまに心痛を与えたことに心からおわび申し上げます。しっかりと反省し、都議会自民党を離脱して、初心に帰って頑張っていきたい。

 −−会派離脱したが、議員職は続けたいのか?

 ◆はい。そうさせていただきたい。皆さんから、いろいろお話をいただいたなかで、私の謝罪が遅れたこと、話が二転三転してしまったこと。本当に申し訳ない。遅れた理由の中では「結婚した方がいい」との発言と、「子供産めないのか」とか、さまざまな話が一緒になって、取り上げられた中で、私自身も謝罪する機会を失した。

 −−どうして不適切な発言をしたのか。

 ◆少子化、晩婚化の中で早く結婚をしていただきたい、という思いがある中であのような発言になった。本当にしたくてもできなかった方への配慮が足りなかった。深く反省しています。

 −−なぜ当初は「私はヤジを言っていない」と発言したのか。

 ◆さまざまな話が一緒になって報道されていて、話す機会を失ってしまいました。本当に申し訳なく思っています。

 −−20日の時点で(記者の質問に)発言は「辞職に値する」と言っていた。今日の「頑張りたい」との発言との整合性は。

 ◆私がそのような発言をしたかどうかには記憶がない。(会見が)今日になってしまったのは深く反省している。説明の機会を失してしまった。

 −−議員辞職には値しない?

 ◆私自身はこれから初心に帰って都議として頑張らせていただきたいと思っている。父亡き後、中小企業の経営者として頑張らせていただいて、そうした状況を打開させていただきたい。高齢者社会の中で現場に足を運んで、しっかり取り組める議員にならせていただきたいという志の中で活動している。もしお許しいただけるのであればもう一度、しっかりと見つめ直して頑張らせていただきたいと思っています。
 −−お許しいただけると思っているのか?

 ◆塩村都議には「分かりました」と言われましたので、今後の流れの中で決めさせていただきます。

 −−発言が海外でも報道され、ここまで大きくなった。

 ◆私の発言がきっかけとなって大きくなった。心から申し訳ない。東京都はこれからオリンピック、パラリンピックを控える中で、私を含め、複数そういうヤジが出たということで(議会の)正常化のためにも頑張っていかねばいけない。

 −−自身は、正確には、どのような発言をしたのか。

 ◆「早く結婚したほうがいいんじゃないか」と。

 −−「産めないのか」とは?

 ◆言っていません。

 −−今日の会見は、どなたから説得をされたのか。

 ◆ございません。自分の発言についてどんな形でけじめをつけるか、ずっと考えていた。何よりも先に、塩村先生に謝罪をさせていただきたいと思っていた。

 −−なぜ発表がきょうになったのか?

 ◆政調会長、幹事長にお願いしてけじめをとらせていただきたいと、こちらから言わせていただいた。

 −−発言が大きな問題になった。

 ◆結婚の問題と妊娠の問題、さまざまな発言があった中で、どのようにおわびをしたらよいかと考えていたところ、これだけ大きな問題になった。反省している。

 −−議場から笑い声も聞こえた。周辺の都議で同調する笑い声は確認したか。

 ◆報道を通して、私が見て、確認はできなかったが、騒がしかったのは感じた。笑い声もあったのかもしれない。

 −−これまで一連の発言が「辞職に値するか」どうかという質問に「そうです」というように答えていたが、辞めないのか?

 ◆原点に帰ってやっていきたい。私がやらなくて誰がやるんだという気持ちで、頑張っていきたい。

 −−何で名乗り出なかったのか?

 ◆(ヤジは)塩村さんを誹謗(ひぼう)するためではなかった。単に「早く結婚してほしい」という思いで発言した。結婚とか出産とか、全部一緒に報道される中で、謝罪する機会を逸してしまいました。

 −−20日の時点で幹事長と話したときに「どの辺から声がでていたか聞かれた」とおっしゃってます。

 ◆そのような話があったか記憶にないです。

 −−ご自身がおっしゃっていたことですよ。

 ◆それはたぶん記者の方からそう聞かれたので「後ろのほうだった」と指摘をしたのかな、と。
 −−自分が言ったことなのに、どの辺から聞こえたか、という幹事長の質問にその時点で答えなかったのか。

 ◆謝罪する機会を逸したので、真意を伝える機会を失い申し訳なく思っています。

 −−そこではうそをついたということですか。

 ◆そうです。

 −−今後はヤジを飛ばすか。

 ◆どういうふうに答えていいのか分からない。ただ、不適切なヤジは正常化していかなければならない。すべてのヤジがやってはいけないものとは、今の段階では思っていない。

 −−「産めないのか」との発言は塩村議員が聞いている。その内容についてはどう思うか。

 ◆本当にあり得ない話だと。もしも、本当であるならば、これから(議会の)正常化のために、こういうことがないようにすべきだ。

 −−議員は結婚されているか?

 ◆はい、子供も3人います。

 −−早く結婚すれば晩婚化、少子化が解決すると考えているのか。

 ◆それだけではないと思っている。

 −−では、どう思っているか。

 ◆少子化の問題は、さまざまな問題があって、今、この少子化という世界的な問題になっているのだと思っている。

 −−奥様、お子様と、この問題について話したか。

 ◆この会見の前、家族と話したことはございません。


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2014年06月18日

第76回中部大学キャンパスコンサート
リプトン弦楽四重奏団コンサート(2014年6月28日)

■日時
 2014年6月28日(土)
   開場:13:30
   開演:14:00

■会場
 三浦幸平メモリアルホール
 ※中部大学正門傍

■演奏
 リプトン弦楽四重奏団
   亀谷希恵(ヴァイオリン)
   安田祥子(ヴァイオリン)
   景山奏(ヴィオラ)
   紫竹友梨(チェロ)

■曲目
 ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第2番イ長調作品68第1楽章
 メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第4番ホ短調作品44-2第3楽章
 グリーグ:弦楽四重奏曲第1番ト短調作品27第1楽章
 カプースチン:弦楽四重奏曲第1番作品88第4楽章
 ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番へ長調作品96「アメリカ」第1楽章
 フィビヒ:弦楽四重奏曲第2番ト長調作品8番第4楽章

■チケット
 無料(整理券の申し込みが必要となります)
 お申し込み締め切り : 6月13日(金曜日)必着

■問い合わせ
 中部大学 社会連携推進部 渉外課 (tel.0568-51-5250)

チラシ



リプトン弦楽四重奏団は、昨年6月にも上記フィビヒの弦楽四重奏を取り上げている。
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2014年05月10日

志村泉ピアノリサイタル チェコ・愛の歌 〜古典から現代まで〜

を、聴いてきた。
プログラムは、先日の紹介記事 の通り。

全席自由だった。到着は開場直後の時間だったが、ホールに入った頃には客席が既に 2/3 ほど埋まっており、開演の頃までには満席になっていた。
王子ホールは決して客席数の多い方ではないが、出演者の実力があっても、広報・集客にもきちんと力を入れていなければ、なかなかこうはならないだろう。

さて、聴いた印象からプログラムの構成に一言添えてみる。
今回のプログラムで唯一組み込まれている現代音楽、ヤン・ノヴァーク [Jan Novák] の「半音階的トッカータ」。これがヤン・ヴァーツラフ・ヴォジーシェク [Jan Václav Voříšek] の幻想曲の次に演奏されたわけだが、この曲をこのプログラムに入れるには「ここ以外に入れようがない」という場所だった。
他の順番であれば、違和感を感じただろうと思う。

演奏についてだが、演奏者の持ち味が一番活きたように思われたのは、ノヴァークの「半音階的トッカータ」だった。
J. ノヴァークを聴くのは今回が初めてで、そもそもこういった系統は私自身あまり聴いているわけではないのだが、面白く聴けた。
この曲は、キラキラとして、部分的にはある程度次の展開の予測がつくものの、めまぐるしく場面が変わっていく。こういうものを面白く弾けるのであれば、「恐らくマルチヌー辺りを弾けば良い演奏が聴けるのでは」と思わせるものがあった。

スメタナの「モルダウ」ピアノ独奏版は、誰の編曲だったのだろう。終盤、大胆に音をいじっているところがあったあたりからすると、スメタナ自身のものだろうか?
実際のところは分からない。
ただ、スメタナがピアノ連弾版に編曲した、同じ「わが祖国」の終曲「ブラニーク」終盤には、第三者が同じ事をやったら「作品への冒涜だ」と言われかねないほどに原曲からガラ変している箇所があるので、そういうことから上の推論となった。
聴く限りは、オタカル・オストルチル(Z. フィビヒの作曲の弟子で、作曲家・指揮者として活躍した)がやったようなエゲツない編曲ではない。聴く者の心をおかしくさせるスメタナらしい狂気こそ持ち合わせないが、それでいて独奏で出来ることはほぼやり切っているのかなと思う。

フィビヒの「気分、印象と追憶」は、1曲1曲は短いものの曲数が多い。これは一定の演奏時間で、より多くの互いに異なるキャラ設定をしなければならないことを意味する。
なんせ376曲からの抜粋なので、選曲・曲順を決めるだけでも一大事で、その過程で個々のキャラ付けも考えなければならない。
志村氏が完全に現代音楽寄りというわけではない、という証拠だと思うが、このプログラムの中でも特に良い演奏をしたものの中には、これらの中でもしっとりした情感の曲があった。

全体的には、カチッと弾き切ろうというスタイルを感じた。
posted by D(各務) at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 演奏会・リサイタル

2014年05月02日

仙台市民交響楽団 第70回定期演奏会

演奏会紹介をもう一つ。

仙台市民交響楽団 第70回定期演奏会
日時:2014年6月15日(日)
会場:日立システムズホール仙台(旧旭ヶ丘青年文化センター) コンサートホール
演奏:仙台市民交響楽団
指揮:大井剛史
曲目:フィビヒ:交響詩「夕暮れに」作品39
   ドヴォルザーク:交響詩「金の紡ぎ車」作品109
   ドヴォルザーク:交響曲第4番ニ短調作品13



フィビヒに関しては、彼自身があの形にしたわけではない「詩曲」ばかりが取り上げられることが多く、「全く取り上げられないよりマシ」という状況になることが多い。
が、その「詩曲」の基になっている、この「黄昏」が取り上げられるのは非常に意味のあることだと思う。
ちょっと惜しかったのは、この曲は、ジャンルとしてはたしかに交響詩に分類されるべきもので、その点間違いではないのだが、作曲家がこの曲に与えたタイトルは、邦訳すると「管弦楽のための牧歌《黄昏》」である。

開場・開演時間が掲載されてないんだけど、問い合わせないと分からないシステムなんだろうか...。
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2014年05月01日

志村泉ピアノリサイタル チェコ・愛の歌 〜古典から現代まで〜

近日の演奏会の紹介を。

志村泉ピアノリサイタル
チェコ・愛の歌 〜古典から現代まで〜

日時 2014年5月10日(土)
開場:13:30
開演:14:00
会場 銀座・王子ホール
演奏 ピアノ:志村 泉
曲目 ヴォジーシェク:幻想曲ハ長調Op.12 (1791-1825)
    スーク:「愛の歌」Op.7-1 (1874-1935)
    ノヴァーク:半音階的トッカータ (1921-1984)
    スメタナ:「モルダウ」-交響詩「わが祖国」より第2曲-ピアノ版 (1824-1884)
    フィビヒ:「気分、印象と思い出」より
チケット 全席自由 4500円 
問い合わせ (株)インターミューズ・トーキョー Tel 03-3475-6870 ホームページ
王子ホールチケットセンター Tel 03-3567-9990
東京文化会館チケットサービス Tel 03-5685-0650



ヴォジーシェクはここで何度か取り上げたかもしれない。ベートーヴェンの後期にほぼ重なる生涯を送り、ベートーヴェンに将来を期待されていただけの才能がありながら、僅か34歳で世を去った。東ボヘミア・ヴァンベルク出身でヴィーンで活躍した作曲家。
交響曲では既にシューマンやブラームスを先取りするかのような作品を書いている。
ピアノ作品に関しては堅実な古典派といった印象だが、キャラクターピースとしての「即興曲」を創始した(シューベルトよりも早い)。

スーク(スク)は先年亡くなった同名の名ヴァイオリニスト、ヨゼフ・スクの祖父。アントニーン・ドヴォジャークのプラハ音楽院時代の門下の一人で、ドヴォジャークの娘と結婚した。
「愛の歌」は、彼の作品の中でも比較的よく演奏されるものの一つだろう。

ノヴァークは、ここで何度か取り上げたヴィーチェスラフ・ノヴァークではなく、ヤン・ノヴァーク。
少しく現代的な作風と聴いているが、私は未聴の作曲家なので楽しみにしている。

スメタナについては、作曲家・作品共に説明不要だろう。
フィビヒの曲に関しては、こちらを。

posted by D(各務) at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 演奏会・リサイタル

2014年04月30日

Foerster Complete solo piano music

チェコの作曲家、ヨゼフ・ボフスラフ・フェルステル(1859-1951)のピアノソロ作品を収録した4枚組CD。
タイトルにあるように、恐らくはフェルステルのピアノソロ作品が全曲収録されているものと思われる。
演奏はパトリシア・グッドソン [Patricia Goodson] というアメリカ人によるもの。

フェルステルの作風は、しばしばスメタナ=フィビヒの延長線上にあるものとして語られることがあるが、ことピアノ作品に関してはスメタナとはだいぶ様相を異にする響きである。しかしフィビヒからは比較的近い印象がある。フェルステル自身がボヘミアを離れドイツ圏にいたことも影響あるのだろうが、比較的ドイツ・ロマンの雰囲気の濃い響きを持っているためだろう。

フェルステルのピアノソロで最も早い時期に接したのは、「夢」Op.47 だった。叙情的な作品だったが、基本的に彼の作風は一貫してこの雰囲気から生涯外れることはなかったのだな、ということをこの4枚組を聴いて確認することになった。これは、近代フランス的な作風ととスラヴ的な作風に二分化したヴィーチェスラフ・ノヴァークとは異なる。

全曲で4時間を越える中から、最も印象的だったのは3枚目冒頭に収録されている、"A jabloně kvetly, Op.52" だった。
タイトルの訳が難しい。「そして、りんごの花は満開に」くらいが妥当な訳になりそうだが、もっと意を汲んで詩的な訳し方もあるのかもしれない。

何か、えもいわれぬ侘しさが染み入る作品の多いCDである。

音源情報:
cdmusic.cz
http://www.cdmusic.cz/inshop/scripts/detail.asp?kat=BRIL9283

amazon.co.jp
http://www.amazon.co.jp/Dreams-Memories-Impressions-J-B-Foerster/dp/B00FP45RLI/ref=sr_1_4?s=music&ie=UTF8&qid=1398789353&sr=1-4&keywords=Foerster
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2014年03月25日

福島原発事故:被ばく線量を公表せず 想定外の高い数値で(毎日新聞 2014年03月25日)

目を疑うような、驚くべき内容の記事だ。
「騒ぎになると困るから伏せておこう」という判断で、由々しき問題だと思う。
当事者に正しい判断材料を与えずリスクを負わせるなんてことがあっていいのだろうか。
正しい情報によって住民が帰還を渋ったり本格的な移住を考えるのであれば、それは情報を踏まえてそれぞれが判断を下せば良いことだ。
状況に因って、理想は変わらないかもしれないが、最善策の内容は変わってくる。それは個々人の考えに委ねられるべきところで、国が誘導すべきものとは違うのではないだろうか。


以下、全文引用。
掲載に問題があるようでしたら削除等対応しますので、本記事コメント欄よりご連絡下さい。
引用元:http://mainichi.jp/select/news/20140325k0000m040151000c.html


福島原発事故:被ばく線量を公表せず 想定外の高い数値で


毎日新聞 2014年03月25日 07時00分(最終更新 03月25日 11時41分)
 
◇内閣府のチーム、福島の3カ所

 東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示の解除予定地域で昨年実施された個人線量計による被ばく線量調査について、内閣府原子力被災者生活支援チームが当初予定していた結果の公表を見送っていたことが24日、分かった。関係者によると、当初の想定より高い数値が出たため、住民の帰還を妨げかねないとの意見が強まったという。調査結果は、住民が通常屋外にいる時間を短く見積もることなどで線量を低く推計し直され、近く福島県の関係自治体に示す見込み。調査結果を隠したうえ、操作した疑いがあり、住民帰還を強引に促す手法が批判を集めそうだ。

 毎日新聞は支援チームが昨年11月に作成した公表用資料(現在も未公表)などを入手した。これらによると、新型の個人線量計による測定調査は、支援チームの要請を受けた日本原子力研究開発機構(原子力機構)と放射線医学総合研究所(放医研)が昨年9月、田村市都路(みやこじ)地区▽川内村▽飯舘村の3カ所(いずれも福島県内)で実施した。

 それぞれ数日間にわたって、学校や民家など建物の内外のほか、農地や山林などでアクリル板の箱に個人線量計を設置するなどして線量を測定。データは昨年10月半ば、支援チームに提出された。一般的に被ばく線量は航空機モニタリングで測定する空間線量からの推計値が使われており、支援チームはこれと比較するため、生活パターンを屋外8時間・屋内16時間とするなどの条件を合わせ、農業や林業など職業別に年間被ばく線量を推計した。

 関係者によると、支援チームは当初、福島県内の自治体が住民に配布した従来型の個人線量計の数値が、航空機モニタリングに比べて大幅に低かったことに着目。

 関係省庁の担当者のほか、有識者や福島の地元関係者らが参加する原子力規制委員会の「帰還に向けた安全・安心対策に関する検討チーム」が昨年9〜11月に開いた会合で調査結果を公表し、被ばく線量の低さを強調する方針だった。

 しかし、特に大半が1ミリシーベルト台になると想定していた川内村の推計値が2.6〜6.6ミリシーベルトと高かったため、関係者間で「インパクトが大きい」「自治体への十分な説明が必要」などの意見が交わされ、検討チームでの公表を見送ったという。

その後、原子力機構と放医研は支援チームの再要請を受けて、屋外8時間・屋内16時間の条件を変え、NHKの「2010年国民生活時間調査」に基づいて屋外時間を農業や林業なら1日約6時間に短縮するなどして推計をやり直し、被ばく推計値を低く抑えた最終報告書を作成、支援チームに今月提出した。支援チームは近く3市村に示す予定だという。

 支援チームの田村厚雄・担当参事官は、検討チームで公表するための文書を作成したことや、推計をやり直したことを認めた上で、「推計値が高かったから公表しなかったのではなく、生活パターンの条件が実態に合っているか精査が必要だったからだ」と調査結果隠しを否定している。

 これに対し、独協医科大の木村真三准教授(放射線衛生学)は「屋外8時間・屋内16時間の条件は一般的なもので、それを変えること自体がおかしい。自分たちの都合に合わせた数字いじりとしか思えない」と指摘する。

 田村市都路地区や川内村東部は避難指示解除準備区域で、政府は4月1日に田村市都路地区の避難指示を解除する。また川内村東部も来年度中の解除が見込まれている。【日野行介】


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2013年10月05日

原発ゼロ

小泉純一郎元総理が、「原発ゼロ」を主張している。
3.11 の事故の後処理のことにせよ、仮にそういうことがなかったとしても生じる放射性廃棄物の問題にせよ、少なくとも日本の現状では「後始末さえ満足に出来ない」状況であるのは確かだ。
特に後者に関しては、日本のような地震国では所詮不可能な絵に書いた餅のような話である。
前者にしても、例えば東電には放射能汚染の被害をきちんと回復する財政的能力を持っていない。つまり、責任能力がない(そのような名目と量の蓄えが東電にあるならば、とっくに弁済しているはずである)。
その様な体制しかない状態で、これほど危険なものに触れさせるべきではない。そういう方面から考えて、「原発ゼロ」以外の選択は困難だ、と思う。
「原発ゼロ」が現実になることによって、失業者や、補助金を受けてきた立地地域の財政問題が懸念となる。
これらについてもきちんと出口戦略を用意しないといけないだろう。

下記、良い記事だが、毎日新聞のサイトはいつしか古い記事が削除されてしまう。よって話の元ネタとして全文引用しておく。


引用元:http://mainichi.jp/opinion/news/20130826ddm003070155000c.html
風知草:小泉純一郎の「原発ゼロ」=山田孝男
毎日新聞 2013年08月26日 東京朝刊


 脱原発、行って納得、見て確信−−。今月中旬、脱原発のドイツと原発推進のフィンランドを視察した小泉純一郎元首相(71)の感想はそれに尽きる。

 三菱重工業、東芝、日立製作所の原発担当幹部とゼネコン幹部、計5人が同行した。道中、ある社の幹部が小泉にささやいた。「あなたは影響力がある。考えを変えて我々の味方になってくれませんか」

 小泉が答えた。

 「オレの今までの人生経験から言うとね、重要な問題ってのは、10人いて3人が賛成すれば、2人は反対で、後の5人は『どっちでもいい』というようなケースが多いんだよ」

 「いま、オレが現役に戻って、態度未定の国会議員を説得するとしてね、『原発は必要』という線でまとめる自信はない。今回いろいろ見て、『原発ゼロ』という方向なら説得できると思ったな。ますますその自信が深まったよ」

 3・11以来、折に触れて脱原発を発信してきた自民党の元首相と、原発護持を求める産業界主流の、さりげなく見えて真剣な探り合いの一幕だった。

 呉越同舟の旅の伏線は4月、経団連企業トップと小泉が参加したシンポジウムにあった。経営者が口々に原発維持を求めた後、小泉が「ダメだ」と一喝、一座がシュンとなった。

 その直後、小泉はフィンランドの核廃棄物最終処分場「オンカロ」見学を思い立つ。自然エネルギーの地産地消が進むドイツも見る旅程。原発関連企業に声をかけると反応がよく、原発に対する賛否を超えた視察団が編成された。

 原発は「トイレなきマンション」である。どの国も核廃棄物最終処分場(=トイレ)を造りたいが、危険施設だから引き受け手がない。「オンカロ」は世界で唯一、着工された最終処分場だ。2020年から一部で利用が始まる。

 原発の使用済み核燃料を10万年、「オンカロ」の地中深く保管して毒性を抜くという。人類史上、それほどの歳月に耐えた構造物は存在しない。10万年どころか、100年後の地球と人類のありようさえ想像を超えるのに、現在の知識と技術で超危険物を埋めることが許されるのか。

 帰国した小泉に感想を聞く機会があった。

 −−どう見ました?

 「10万年だよ。300年後に考える(見直す)っていうんだけど、みんな死んでるよ。日本の場合、そもそも捨て場所がない。原発ゼロしかないよ」

 −−今すぐゼロは暴論という声が優勢ですが。

 「逆だよ、逆。今ゼロという方針を打ち出さないと将来ゼロにするのは難しいんだよ。野党はみんな原発ゼロに賛成だ。総理が決断すりゃできる。あとは知恵者が知恵を出す」

 「戦はシンガリ(退却軍の最後尾で敵の追撃を防ぐ部隊)がいちばん難しいんだよ。撤退が」
 「昭和の戦争だって、満州(中国東北部)から撤退すればいいのに、できなかった。『原発を失ったら経済成長できない』と経済界は言うけど、そんなことないね。昔も『満州は日本の生命線』と言ったけど、満州を失ったって日本は発展したじゃないか」

 「必要は発明の母って言うだろ? 敗戦、石油ショック、東日本大震災。ピンチはチャンス。自然を資源にする循環型社会を、日本がつくりゃいい」

 もとより脱原発の私は小気味よく聞いた。原発護持派は、小泉節といえども受け入れまい。5割の態度未定者にこそ知っていただきたいと思う。(敬称略)(毎週月曜日に掲載)


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2013年09月08日

イリヤ・フルニーク氏逝去

チェコの作曲家 イリヤ・フルニーク氏が現地時間の9月7日、90歳で亡くなったとのこと。
チェコ・ラジオが報じた。

個人的にはピアノ連弾のための「ペルゴレーシの主題による変奏曲」を知っていたのみだが、他のジャンルでの活躍もあったらしい。

CD: Tschechische Musik von Dvorák, Fibich, Schulhoff und Hurník

Rondo (19.11.2012 09:00)
Ilja Hurník: Dáma a lupiči.

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