2007年09月22日

内藤久子著「チェコ音楽の魅力」

先日、ゲンリヒ・ネイガウスの2冊の本と一緒に購入した。
著者の内藤氏は現在、鳥取大学の教授。博士論文を書き下ろした書籍が「チェコ音楽の歴史 -民族の音の表徴- 」という本だったのだが、これは流石に元が氏の博士論文なだけあって、一定の基礎知識(例えば、ドヴォジャークの交響曲全曲を、スコアを追いながら丹念に聞き込んだことがあるという程度の)がないと、きちんと内容を理解して読むことが出来ないくらいのレベルのものだった。

今度の「チェコ音楽の魅力」は、スメタナ・ドヴォジャーク、そして(フィビフではなく)ヤナーチェクを中心に扱っている辺り、前著と基本的には同じである。
が、各人の年表的な基礎データから辿り、その作曲家としての姿を描くことにも紙面を割き、読む前提としての基礎知識を要求しない辺り、前著よりも一般受けするようになっている。
「一般受けする」という言葉は多くの場合、否定的或いは蔑視的に用いられることもあるけれど、この場合、私は肯定的な意味合いで使っている。それはこの本を、数少ないチェコ音楽への良質な入門書と評価しているからである。

ということで、今後もご活躍を期待しております。>内藤久子先生。
posted by D(各務) at 02:42| Comment(0) | TrackBack(1) |
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Tracked: 2007-09-22 18:16