2010年12月11日

歌曲

今日は、歌曲の合わせ練習があり、歌う方のお宅に伺った。
曲は、フィビヒの Wie Der Mond... という曲。
私自身、ヴァイオリンやトランペットなどの伴奏をした経験は若干あるのだが、合唱の伴奏などしたことがないし(やることになりそうだったのは、1,2度あったが、結局やらなかった)、歌曲も初めて。

最初に「一緒にチェコ語の歌曲ををやりましょう」という話があって、その為に選曲は私がして、「この曲で如何でしょう?」と持ち込んだ。しかし曲を探すのが意外に大変で、曲自体はすぐ見つかるのだが、なかなか歌うのが難しそうだったり、伴奏が難しそうなものが多かった。
そんな状況で、何とか1曲、選び出したのであった。

合わせてみて思ったことは、「思いの外、ずっと難しい」ということだった。
歌曲の場合、歌詞があり(ヴォカリーズなどは、当然除外)、その言語特有のイントネーションがあるので、ヴォーカルパートが同じ音符で書かれていても、歌詞の付いた歌でやるのと、ヴァオリン等の器楽でやるのとでは、イントネーションやルバートの仕方が変わってくるように感じた。
更に、その場その場で出てくる「詞」の内容に沿うような表現を考えなければならない。

正直なところ、「これならいけるかも」という曲を探すだけで精一杯になってしまったところがあり、詞の内容まで踏み込んでの選曲は、出来なかった。
ヴォーカル担当の方は、チェコ語と併記してあるドイツ語の歌詞から、描くべき情景をよく考えて下さっていて、挙げ句に「Wie Der Mond... だと、『月のように』という意味にはなるけれど、これは詞の冒頭をそのまま曲名にしているに過ぎないし、全体の内容を考えると、ちょっと違和感がある。曲の内容にあった邦題はないだろうか?」という話から始まった。
自分で曲を選んでおいて、こういう事に思いが至らなかったことは恥ずかしいと思ったのと同時に、そこまで考えて下さったことに対しては、ちょっとした感激でもあった。

これは色々話した挙げ句、「月のように」から、「月に想う」にしましょう、ということになった。
本番は、今月19日である。
posted by D(各務) at 20:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 練習記
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