2017年07月13日

「真夏の夜のコンサート part2」

チェコに留学していた音楽家による演奏会(出演者の方より案内を頂いたので転載)。
チェコの作曲家の作品は、下記プログラムの他に Slavický の作品が登場するとのこと。



「真夏の夜のコンサート part2」


<プログラム>
M. Glinka:悲愴三重奏曲 ニ短調
J. Halvorsen:ヘンデルの主題によるパッサカリア ト短調
B. Smetana:「わが故郷」より
A. Dvořák:スラブ舞曲集 op46 より第1,2,3,7番
J. Haydn:ピアノトリオ No.39 ト長調 Hob.XV/25
ほか

<東京公演>
日時:2017年8月4日(金) 19:00開演(18:30開場)
会場:ムーブ町屋 ムーブホール
   東京都荒川区荒川7-50-9 センターまちや3・4F
    http://www.sunny-move.com/move/facility/
入場料:前売り/大人 2,000円(当日2,500円)
    前売り/学生 1,500円(当日2,000円)


<青森公演>
日時:2017年8月8日(火) 18:30開演(18:00開場)
会場:県民福祉プラザ 県民ホール4F
   青森市中央三丁目20-30
    http://fukushiplaza.jp/

入場料:前売り/大人 2,000円(当日2,500円)
    前売り/学生 1,500円(当日2,000円)

<出演>
Piano
 鳴瀬 理子
 大石 真裕
Violin
 遠藤 真里
Cello
 五十嵐 千穂


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2017年01月26日

関根日出男先生の追悼記事など

駐日チェコ共和国大使館とチェコセンター東京のサイトに、関根日出男先生への追悼文が掲載された。

■関根日出男先生ご逝去の報に接して(駐日チェコ共和国大使館)
1月18日にお亡くなりになったチェコ音楽研究家、関根日出男先生の訃報に接してのドゥプ大使からのメッセージ
http://www.mzv.cz/tokyo/ja/x2005_07_07_3/x2017_01_25.html

■訃報 ―関根日出男先生を偲んで―(チェコセンター東京)
http://tokyo.czechcentres.cz/news/smutn-zprva-sekineho/
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2017年01月21日

関根日出男先生ご逝去

チェコ音楽研究家で、チェコの音楽や文学を長年にわたり日本で紹介してきた関根日出男先生が、去る1月18日にご逝去されました。
出版楽譜やCDジャケットの解説、演奏会のプログラムノートなどで解説を書かれてきた他、「チェコ音楽祭」などの演奏会の企画、チェコ語の歌曲やオペラの対訳、チェコ文学の翻訳を上梓するなど、晩年までご活躍でした。
関根先生の著作の一部を、こちらで読むことが出来ます:
 関根日出男先生著作集

個人的には、昨年11/23(祝)の演奏会「ヤナーチェクは晩秋の足音」でご一緒したのが、お会いした最後の機会となってしまいました。
それまでも、演奏会を一緒に聴きに行くことは何度かありましたが、去年は体力的に耐えられないことから途中で帰られることが多くなっていました。にもかかわらず当日は打ち上げにまで顔を出され、多くの人に囲まれて、結局帰られたのは散会してからでした。
大好きなヤナーチェクを堪能出来、嬉しかったのかなと思います。


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2016年11月23日

ヤナーチェクは晩秋の足音

日時:2016年11月23日(祝)14:00 -
会場:渋谷区文化総合センター大和田 4F さくらホール

プログラム
 ドゥムカ
  Vn.上里はな子、Pf.松本和将
 弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」
  プレシャス・カルテット(加藤えりな、古川仁菜、岡さおり、小川和久)
 フラッチャニの歌
  Sop.岩下晶子、Fl.田村桃子、Harp.千田悦子、女声合唱団Belveder(言語指導:ペトル・ホリー)
 コンチェルティーノ
  Pf.松本和将、Cl.横川晴児、Fg.草野雅行、Hr.高橋臣宜、Vn.上里はな子・岸本萌乃加、Va.井上祐悟
  〜 休憩 〜
 シンフォニエッタ(中島良史編)
  Orch.さくら・シンフォニエッタ、Cond.中島良史

この演奏会では全てヤナーチェクの作品でプログラムが組まれ、その編成からなかなか演奏会では取り上げ難い作品も演奏された。
例えばフラッチャニの歌は女声合唱とハープの編成。
シンフォニエッタにはハープとバス・トランペット、テナーチューバを必要とし、しかもバス・トランペットを含めファンファーレだけのための管楽器奏者群がおり、彼らは第1楽章と終楽章にしか登場しない。
コンチェルティーノもピアノ四重奏の編成にホルン、バスーン、クラリネットを加えたもの。「ピアノ七重奏曲」と称しても良さそうな形態だが、ヤナーチェクは「コンチェルティーノ」の方が良いと思ったのだろう。

「フラッチャニの歌」
この作品は録音が殆ど出ておらず、入手が殆ど不可能であるそうだ。
チェコ音楽研究家の関根日出男先生によると、戦争に多くの男性が取られてしまった中であったため、男性がいなくても演奏出来るよう、女性合唱の形態になったとのことだった。
歌詞の意を受けてのことと思うが、最後にハープが低音を暗く響かせるところが印象的だった。

「クロイツェル・ソナタ」
CDで何度か聴いていたが、その時に気付いていなかったことがあった。
一つは、ヤナーチェク自身のピアノソナタ「1. X. 1905」からの引用と思われるフレーズがあったこと、もうひとつは関根先生が言われた「ベートーヴェンのクロイツェル・ソナタからの引用」について。
幸い録音は持っているので、改めて聴きこんでみようと思う。

「コンチェルティーノ」
編成もさることながらスコアもちょっと変わっている。第1楽章はホルンとピアノだけ、第2楽章から徐々に他の楽器も入ってくる。
「要らない」と思った楽器は黙らせておくというだけのことなのだろうが、それにしても偏りが激しい。まるでベートーヴェンの「合唱幻想曲」のよう。
ホルンはなかなか難しい音形だったと思うが、安定感した演奏だった。プロの中でも相当技量がある方だろうと思ったが、あとで中島良史さんとそのことを話した時も「彼の実力は日本人ではナンバーワンだ」とのことだった。

「シンフォニエッタ」
それまでのプログラムでソリストとして登場した管・弦奏者も楽団員として登場。
ティンパニに百瀬氏(N響で主席奏者を長く務めていた)が登場したのには驚いた。終演後、中島さんが各奏者を客席に紹介して拍手を送る中で、百瀬氏にだけは最敬礼で謝意を表していた。
ファンファーレ専門組は全員スタンドプレイだったが、そのせいか彼らの音はよく飛んできた。


全体としては、取り上げる作曲家にせよ、作品の編成にせよ、よくこんなに無茶な演奏会を組んだなという印象(チェコ音楽好きは大喜びであるが)。
そして、演奏の質が高かった。
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2016年08月27日

ワンセグ放送 NHK受信料、支払い義務ない

暫く前からNHKは、契約していない世帯に対して所持している携帯電話の提示を要求し、ワンセグ受信可能な機種である場合には契約しなければならない旨を説明して契約獲得を進めている。
今回のニュースは地裁判決であり、NHKは控訴することを既に表明しているので、直ちに確定とはならない。しかしこの判決が最終的に確定した場合、上記の NHK の契約獲得には正当性がなくなり、サラ金に対する「過払い金」の取り立てのように、NHKへの返還訴訟が林立するのではないか。



引用元:毎日新聞 http://mainichi.jp/articles/20160826/k00/00e/040/233000c


さいたま地裁判決 埼玉・朝霞市議の訴え認める



 テレビを視聴できるワンセグ機能付き携帯電話しか持っていない場合に、NHKに受信料を支払う義務があるかが争われた訴訟で、さいたま地裁は26日、支払い義務はないとの判決を言い渡した。大野和明裁判長は「携帯電話の所持者は放送法上の『受信設備を設置した者』に該当しない」と判断した。ワンセグ携帯所持者の受信料支払い義務を否定した初の司法判断とみられる。
原告は埼玉県朝霞市の男性市議。自宅にテレビはないが、ワンセグ機能付きの携帯電話を持っていた。このため、受信料支払いの前提となる受信契約を結ぶ義務があるかNHKに確認したところ「義務がある」と回答されたため、NHKを相手取り、義務がないことの確認を求めて提訴した。

 放送法64条1項は「NHK放送の受信設備を設置した者」は、受信契約の締結義務があると定めている。裁判では、ワンセグ携帯所持者が「設備を設置した者」に当たるかが争点の一つとなった。

 原告側は「電話を『携帯』しているだけでは設備を『設置』したとはいえない」と主張。NHKは「設備が一定の場所に置かれているか否かで区別すべきでない。放送法の『設置』には『携帯』の概念を含んでいる」とし、契約締結義務があると反論した。

 判決は「別の条文は『設置』と『携帯』を区別しており、NHKの主張には無理がある」と指摘。受信料負担の要件は、税金などと同様に明確にする必要があるとして、NHK側の主張を退けた。

 判決後、原告の市議は「NHKの間違った法解釈で契約をさせられた人もいる。判決を受けて真摯(しんし)な対応をしてほしい」と話した。NHKは「ただちに控訴する」とのコメントを出した。【内田幸一】

 【ことば】ワンセグ放送

 携帯端末向け地上デジタル放送の名称。地デジは各国に割り当てられた電波の帯域を13区分(セグメント)に分割して情報を送るが、そのうち1区分を使うため「ワンセグ」と呼ばれる。移動中でも途切れず見ることが可能で、消費電力も小さい。


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2016年03月02日

チェコ音楽祭 2016 vol.6 知られざるチェコの名曲

以前の記事にも書いたが、3月1日(火)、題記の演奏会が開催された。
諸事情により昨年夏に開催されなかった分が今回、このシリーズとしてはイレギュラーなこの時期の開催となったようだ。客席はほぼ満席に近かったが、前回より若干客の入りが少なかったように思う。しかし今回は平日開催だったことを考えると上出来ではなかろうか。

エベンのソナタはフルートとピアノの曲としても演奏される作品で、先日フルートを演奏する知人に勧めて第1楽章を演奏されたのを聴いた。フルートの演奏も良かったが、今回のヴァイオリン版も面白く聴けた。
音楽としては親しみやすい曲調ではあるがリズムの扱いが現代の作曲家らしい巧妙なもの。

コルテのピアノソナタは10数年前にイヴァン・モラヴェツの CD で聴いて知っていたが、生で聴くのは初めて。
この曲は志村泉氏の演奏だったが、彼女の芸風にも合っていたのか、聴き映えのする演奏だった。

また、このシリーズではソナタのような多楽章形式の作品や曲集からせいぜい1,2曲のみ取り上げられて、全曲を演奏するということが殆どなかったが、今回はノヴァークの「冬の夜の歌」、コルテのピアノソナタが全曲演奏されたのも良かった点の一つだと思う。

今回は副題が「知られざるチェコの名曲」と、割とザックリしたもの。古典派から現代までの作品から少しずつ取り上げた格好だが、次はどのようなテーマ設定となるのだろうか。
また次回を楽しみにしたい。
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2016年01月03日

チェコ音楽祭 2016 vol.6 知られざるチェコの名曲

2014年まで、毎年夏に開催されていた「チェコ音楽祭」、昨年夏に開催されなかったが、今年3月1日に第6回が開催されることになった。
V. ノヴァークの「冬の夜の歌」、エベンのソナチネ、コルテのピアノソナタを始めとして、今回も日本では殆ど知られていない、優れた作品が紹介される。

チェコ音楽祭 2016 vol.6 知られざるチェコの名曲


日時:2016年3月1日(火) 18:30開場 19:00開演
会場:渋谷区文化総合センター大和田《伝承ホール》

演奏:
山ア千晶 (Vn.)
鈴木翔子 (Fl.)
メンサー華子 (Sop.)
志村泉 (Pf.)
沢由紀子 (Pf.)
出井愛 (Pf.)
合唱団 わだち
中村敏彦 (Cond.)
渡辺治子 (Pf.)
清水知加子 (Sop.)
内田弘一郎

曲目:
V. ノヴァーク:ピアノ曲集「冬の夜の歌」Op.30 (全曲)(YouTube)
エベン:素朴なヴァイオリン・ソナチネ (YouTube)
ドヴォジャーク:「新しいギリシャの歌」(全曲)※
マルティヌー:歌曲集「ニッポナリ」H.68より第7曲「雪の上の足跡」
マルティヌー:「プロムナード」H.274
フィビヒ:カンタータ「春のロマンス」Op.23 (YouTube)
コルテ:ピアノソナタ(全楽章)※ (YouTube)
リバ:歌曲「愛らしいスラヴィークよ」※
(※:日本初演)

チケット:4000円(全席自由)
問い合わせ:080-4054-9358 (桜井)
capybara34108 at yahoo.co.jp (" at " を半角@に読み換えて下さい)
posted by D(各務) at 02:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 演奏会・リサイタル

2016年01月02日

リンク集というもの

過去の諸々を読み返しているうち、リンク集サイトを作りましたという方からサイトのご案内を頂いた時のものが出てきた。
結果から言うと、その方は私のメインのサイトをリンクして下さったとのことなのだが、私の方からは相互リンクにはしなかった。申し訳ないがそのサイトはすぐになくなると踏んだからだった。案の定、そのサイトはあっという間に消滅したが、勿論、その事情までは分からない。
どういうサイトを探すのにもワザが必要だった1990年代とは異なり、その時は既に大抵のものはリンク集やブックマークを探し回るよりも、何も考えずに検索エンジンにキーワードを入れて検索する方が速い時代になっていた。
そのような状況下でリンク集が持つ意味は、思いつくところでは

  1. 相手の被リンク数を増やす(それにより検索エンジンに重要度をカウントして貰えれば御の字かな)

  2. 特定のテーマに沿って見つけたサイトを一覧化することにより、キーワード検索では一度にリストアップされないようなサイト群を俯瞰出来るようにする

  3. 自分にとって利便性の良いリストとして活用する


といったところだろうか。
このうち閲覧者にとって意味があるのは2番目のみ。それも閲覧者が意義を理解出来ればの話(それに関しては、きちんとした説明さえ付けてあれば大丈夫な場合も多いだろう)。
やはり独自のコンテンツを作らなければ誰にでも作れるものになってしまうし、存在意義を問われたら自信を持って答えられないだろう。そういうものを維持するモチベーションが長続きするとは思えない。
posted by D(各務) at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | web/net/pc

2015年05月05日

ヤン・ヴァーツラフ・ヴォジーシェク

ボヘミア出身でヴィーンで活躍した早世の作曲家、ヤン・ヴァーツラフ・ヴォジーシェク [Jan Václav (Jan Hugo) Voříšek] について、ここ最近調べたりしたことをまとめました。

ヤン・ヴァーツラフ・ヴォジーシェク | Jan Václav (Jan Hugo) Voříšek
http://fibich.info/vorisek/


ヴォジーシェクの略歴については、3種類くらい文献を読み込んでみたのですが、例えば生地ヴァンベルクからプラハに移った年一つをとっても、文献によってかなり違っていたりして、綺麗には纏まりませんでした。このあたりは、文献調査だけに依存することの限界なのかもしれません。

また、日本ではなかなか作品を聴く機会も少なかろうということで、 YouTube から動画を埋め込もうという事になり、そのための動画を探して聴いたりという事も大分やりました。自分が音源を持っている作品については、それと聴き比べてどっちがいいか、などということも確認しながらだったので、兎に角短期間に集中して聴き込んでいました。
交響曲は、彼の作品がこの1曲のみだったとしても、恐らくその名が残ったのではないかと思います。
また、ピアノ曲では、12の狂詩曲、即興曲、幻想曲、ソナタなどと改めて向き合ってみて、その多くが、聴いて良かったと思えるものでした。
古典派から前記ロマン派に変わっていく時代に活躍したからこそという面もあるかもしれませんが、彼の音楽は古典派の要素も濃厚に残しつつも新しい表現を試みており、そこは古典派と前記ロマン派の両方の顔を持っているな、という印象を抱きました。
posted by D(各務) at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2014年11月23日

Pád Arkuna 「アルクナの陥落」

フィビヒのオペラ「アルクナの陥落」Op.60 が、プラハの国民劇場で来年1月に上演される。
今年も既に1度上演された。
国民劇場(Národní divadlo): Pád Arkuna
Pád Arkuna na jeviště Národního divadla patří
Fibich's Pád Arkuna: Unearthing a forgotten Czech

これに関連し、この上演で音楽監督を務める John Fiore が、YouTube 上にて動画で解説をしている(全5回)。



第2部「ダルグン」の序曲:

posted by D(各務) at 15:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽